202608.15

冬の収穫に向けて、夏の畑を整える

冬の収穫に向けて、夏の畑を整える

― 毎年3.5haの有機人参を育てる、夏の圃場づくり ― 

こんにちは、愛知農産の山下です。
8月の農園では、冬人参の生産に向けた準備が本格化しています。夏の暑さが厳しいこの時期、私たちが畑で進めているのは、これから迎える冬の収穫に向けた土づくりと圃場の整備です。

毎年、約3.5ha規模の圃場で冬人参を栽培し、そのすべてを有機栽培で育てています。

人参づくりは、種をまけば終わりではありません。まずは土を何度も耕して圃場の状態を整え、必要な肥料を散布します。

その後、畝を整えながらマルチを張り、周辺の草刈りなども行います。そして、土の状態や気温、天候を見極めながら、いよいよ播種を迎えます。

今年は、高温と少雨が続いているため、播種のタイミングにも細心の注意が必要です。早くまきすぎれば高温による発芽への影響が心配される一方、遅らせすぎると生育期間や日照時間が短くなります。自然条件を見ながら、その時々で最善の判断をすることも農業の大切な仕事の一つです。

有機栽培で広い圃場を管理していくには、多くの時間と人手が必要です。土づくりや草の管理など、一つひとつの工程を丁寧に積み重ねながら、安定した生産を目指しています。

暑さの厳しい中での作業は決して楽ではありませんが、スタッフ同士で声を掛け合いながら作業を進めています。そして、播種が終わってからも仕事は続きます。発芽後の散水や草の管理、生育状況の確認など、冬の収穫まで長い期間にわたって人参と向き合っていきます。

今、私たちが汗を流して整えている畑が、数か月後にはたくさんの有機人参を実らせ、皆さまの食卓へとつながっていきます。これからも有機農業の可能性を追求し、安定した生産と品質の向上を目指して、スタッフ一同取り組んでまいります。