【農地募集】その農地、未来の子どもたちのために活かしませんか?

耕作できなくなった農地や、手つかずの耕作放棄地を、私たち愛知農産にお貸しください。
愛知農産では、耕作放棄地や使われなくなった田んぼ・畑を再生し、お米や人参などの農作物を育てています。「使っていない農地を活かしたい」「信頼できる人に土地を任せたい」――そんな思いをお持ちの方は、ぜひ一度、私たちにご相談ください。
私たち愛知農産について
こんにちは。私たちは、愛知県・美浜町を拠点に活動している 「愛知農産」 という農業法人です。お米や人参を中心に、玉ねぎやにんにくなどを有機栽培で育てています。農薬や化学肥料に頼らず、自然の力を活かした野菜づくりを続けています。「安心して食べられるお米や野菜を、子どもたちに届けたい」そんな想いを胸に、日々畑に向き合っています。
メンバーは20〜40代の若手が多く、農業未経験から始めたスタッフもいます。経験はなくても、「いい作物を育てたい」「地域に根ざした農業をしたい」という気持ちで、力を合わせて取り組んでいます。
また、収穫から加工・販売・配送までを自社で一貫して行う体制も整えており、少しずつ地域の中で信頼をいただけるようになってきました。
これまでにも、使われていなかった耕作放棄地を再生しながら農地を広げてきました。「空いている土地をどうしよう…」とお悩みの方のお力になれたら嬉しく思います。地域の農地を大切に活かしながら、未来へとつないでいく。そんな農業を、ここ知多半島から広げていきたいと考えています。
耕作放棄地を再生した農地(実例)
10年以上放置されていた約1haの耕作放棄地(畑)を再生して、毎年20トンの人参を栽培できるようになりました。
▪️再生前
▪️再生後
大切な農地を次の世代へ
「親が使っていた畑が、もう何年もそのままになっている…」「草が伸びるばかりで、管理が大変」そんなお声を、私たちはこれまでたくさん聞いてきました。
農地は使われなくなると、どんどん雑草が生い茂り、時には近隣の方へのご迷惑になったり、地域の景観に影響が出てしまうこともあります。
でも、そうした農地をもう一度よみがえらせて、安心・安全なお米や野菜を育てる“いのちの農地”にできたら——。私たち愛知農産は、「農地を守り、地域の未来につなぐこと」を大切にしています。
土地を貸してくださる方の気持ちを大事にしながら、責任を持って管理・運営し、その田んぼや畑を次の世代へとつなげていきたいと考えています。
農地を貸すということは、単に「使ってもらう」だけではありません。それは「地域の農業を支えること」、そして「日本の食の未来を守ること」につながる、とても意義のある一歩だと、私たちは考えています。「自分の土地が、誰かの役に立つなら…」そう思っていただけたなら、ぜひ一度、私たちにお声がけください。
地主さまの声
■ 美浜町在住 70代 男性
「正直、もう畑をやるのは無理だと思っていました。」私も長年、家族で農作物を生産してきましたが、年齢とともに体力的にもきつくなってきて、周りにも後を継ぐ人がいなくて、「このまま荒れてしまうしかないのか」と心配していたんです。
そんなときに愛知農産さんからお声がけいただいて、「うちの畑をちゃんと使ってくれるなら」と思い、お任せすることにしました。「最初は不安もありましたが、今ではお願いして本当によかったと思っています。」
若い方たちが真面目に畑に通ってくれて、いつも元気に挨拶してくれるんです。何より、あれだけ草がぼうぼうだった農地が、立派な人参畑になっていて感動しました。「自分の土地が誰かの役に立っている。そう思うだけで嬉しいですね。」
農業は、自分がやれなくなったら終わりだと思っていましたが、こうして違う形で関われるんだなあと、少し前向きな気持ちになれました。これからもずっと、畑を大事にしてもらえたらうれしいです。
農地確保の実績とクラウドファンディングの取り組み
私たち愛知農産では、これまでに耕作放棄地を含む複数の農地を再生・活用しながら、少しずつですが、着実に農地を広げてきました。
特に美浜町と武豊町を中心に15ha以上の農地確保に成功し、若手メンバーの育成や、機械化による効率化を進めながら、年間数十トンにのぼる有機野菜の出荷を行っています。また、2024年には、さらなる農地確保と機械設備の導入を目的として、クラウドファンディングにも挑戦しました。
▼クラウドファンディングページ(以下の画像をタップすると詳細ページをご覧いただけます。)
この取り組みでは、全国から多くのご支援・応援メッセージをいただき、農業や地域の未来を一緒に考えてくださる方がたくさんいることを実感しました。「農業を次の世代へつなげてほしい」「安心して食べられる野菜を届けてくれてありがとう」
― そんな声が、私たちの背中を押してくれています。これからも農地の確保をさらに進め、地域の資源を活かした持続可能な農業を実現していきたいと考えています。私たちの活動にご関心をお持ちいただけましたら、ぜひ一度、ご相談ください。
よくあるご質問
Q1. 賃料はどうなるの?
A.トラブルのないよう、中間管理機構(農地中間管理機構)を通じて手続きを行い、各自治体が定めた基準に基づいた適正な賃料をお支払いしています。ご心配な点があれば、契約前にしっかりご説明いたしますのでご安心ください。
Q2. 契約期間はどのくらい?
A.私たちとしては長期的に農地をお借りし、しっかり育てていきたいと考えています。ただし、契約は各自治体のルールに基づいて進めますので、無理のない期間でご相談させていただきます。
Q3. 契約期間の途中でも、解約はできますか?
A.基本的には契約期間に基づいてお借りしていますが、お互いの合意があれば途中解約も可能です。将来的に土地をご自身やご家族が使う予定ができた場合など、柔軟に対応いたします。
Q4. 貸した土地は、どのように管理してくれるの?
A.お借りした農地は、作物を育てながら定期的に管理・整備を行います。草刈りや機械によるメンテナンスも責任を持って対応しますので、放置されることはありません。畑の様子が気になる方には、写真での近況報告も可能です。
Q5. 土地を貸したら、自分で草刈りなど管理しなくていいの?
A.はい、ご安心ください。畑の管理はすべて当社が責任をもって行います。草刈り・耕作・整備など、定期的に行いますので、地主さまご自身での作業は不要です。雑草が伸びっぱなしになることもありませんので、周囲にご迷惑をかける心配もありません。
Q6. 中間管理機構を通して貸すと、相続後はもう戻ってこないのでは?
A.いいえ、土地の所有権が移ることはありません。私たちが借りているのは「使う権利(賃借権)」だけであり、相続が発生しても土地はご家族や相続人の所有物として変わりません。契約も、中間管理機構(都道府県が設置した公的機関)を通して、契約期間が明確に定められた書面で行います。勝手に延長されたり、権利が移ることはありませんのでご安心ください。
Q7. 地元を離れていても農地を貸すことはできますか?
A.はい、大丈夫です。遠方にお住まいの方でもスムーズにお貸しいただけます。中間管理機構を通しての契約であれば、現地に来なくても手続き可能ですし、書類のやり取りも郵送やオンラインで対応可能です。「相続したけど地元には住んでいない」「高齢の親が持っていた土地があるけど、どうしたら…」といったケースでも、多くの方が安心してご利用いただいています。