202505.07
土に命を託す、田植え。

いつもありがとうございます。
愛知農産です。
今年のコシヒカリの田植えが終盤に差し掛かっています。毎年のことながら、この瞬間はいつも胸がぎゅっとなります。田んぼに並んだ苗たちを前に、まるで命を土に託すような気持ちで田植えをしていきました。
田植えは、稲作の“はじまりの一歩”。
ここでしっかり根付くかどうかが、その後の成長、そして秋の実りを大きく左右します。青々とした苗たちが、水面にきらきらと映える風景は、私たちにとって“希望そのもの”です。自然の力と、人の手と、そして何より、皆さまの応援があってこそ描けるこの風景。
そう思うと、何とも言えないあたたかい気持ちになります。一粒のお米を育てるには、実にたくさんの手間と時間がかかります。でも、その一粒が、誰かの元気のもとになったり、食卓の笑顔につながったりする。そう信じて、今年もまた、心を込めて育てていきます。
自然はときに厳しく、計算通りにはいかないことも多々あります。それでも、土を信じ、苗を信じ、自分たちの手を信じて、一歩一歩、進んでいきたいと思っています。
次回は、田んぼでぐんぐん育つ稲の姿をお届けできるように、またコツコツとがんばってまいります。これからも見守っていただけたら嬉しいです。いつも本当にありがとうございます。