202509.20
9月はお米の収穫ラッシュ!
苗作りから始まった稲作
思い返せば、3月の苗づくりからずっと緊張の連続でした。春先は気温が安定せず、近隣の農家さんからも「苗がダメになってしまった」という声をよく耳にしました。そんな中、当農園の苗場では、なぜかお
たまじゃくしが大繁殖。毎朝「今日は何匹泳いでいるかな?」と数えたくなるほどで、途中からはもう数えきれないほどになっていました。農薬や化学肥料を使わないからこそ見られる風景ですが、その分、苗のお世話はまるで我が子を育てるように、気を抜けない毎日でした。

草との果てしない攻防戦
田植えを終えてからは、稲穂が出るまでの間、まさに「草との戦い」でした。除草剤を使わないため、機械や手作業でひたすら雑草を抜いていきます。今年、新たに耕作放棄地を借りて挑戦した田んぼでは、水がすぐに抜けてしまい、「えっ、昨日入れたばかりなのに?」とツッコミたくなる場面もありました。予定通りに除草作業が進まず焦ることも多々ありましたが、これも自然を相手にするからこその学びだと感じています。
ついに来る “鬼の手刈り除草”
そんな苦労の連続を経て迎える9月の収穫は、毎年のように胸が熱くなる瞬間です。黄金色に輝く稲穂を刈り取るとき、「あぁ、ここまで来たんだな」と、思わずこみ上げるものがあります。今年もたくさんの反省点が見つかりましたが、それ以上に大きな手応えを感じる収穫となりました。
稲作は年に一度の勝負。だからこそ、失敗も成功もすべてが次につながる大切な宝物です。来年は、今年の経験を活かし、より多くの美味しいお米を育てて、皆さまの食卓に笑顔をお届けできるよう、また一歩ずつ前へ進んでまいります。